こんにちは
しらかべ整体 院長の吉田です。

当院には、「もう10年以上も腰痛と付き合っている」「どこでマッサージを受けても、その場しのぎで一向によくならない」という方がたくさん来院されます。 実は、レントゲンを撮っても異常がないような頑固な腰痛の場合、原因は「腰」そのものではなく、「骨盤の周りにある筋肉」が硬く縮こまっていることが多いのです。

今回は、長年の腰痛にお悩みの患者さん(Iさん・60代男性)との対話から、その隠れた原因とご自宅でできる簡単な対策をお伝えします。

「腰に電気を当てても、揉んでも良くならないのはなぜ?」

患者(Iさん・60代男性): 「先生、私はもうかれこれ10年以上、慢性の腰痛に悩まされていましてね。整形外科で電気を当てたり、湿布を貼ったり、強めに腰を揉んでもらったりしているんですが、翌日にはまた元通りなんです。私の腰は、もう一生このままなんでしょうか」

先生: 「10年も痛みを抱えながら過ごされてきたのは、本当につらかったですね。よく頑張ってこられました。お体を詳しく診させていただいたのですが、実はIさんの腰の骨や筋肉自体には、そこまで大きな問題は見当たらないんですよ」

Iさん(60代男性): 「えっ、そうなんですか? でも現にこうして腰が重くて痛むのですが……」

先生: 「痛む場所が腰なのは間違いないのですが、そこを引っ張って痛みを起こしている『黒幕』が別にいるんです。それが、骨盤のすぐ後ろにある『お尻の筋肉(臀筋群)』です。 例えるなら、『ガチガチに固まった頑丈な土台(骨盤・お尻)の上で、なんとか上半身のバランスを取ろうとして、柱(腰)が無理に耐え続けている状態』です。土台が全く動かないせいで、動くときの衝撃がすべて腰の骨や筋肉に集中してしまい、結果として腰が悲鳴を上げているんですよ」

Iさん(60代男性): 「土台が固まっているから、柱である腰にしわ寄せがいっている、と……。なるほど、だから腰ばかりをいくら揉んでも、土台が硬いままではすぐに痛みが戻ってしまうわけですね」

テニスボール1個でできる!「お尻のコリほぐし」

Iさん(60代男性): 「原因がお尻の筋肉だったとは驚きました。しかし、この歳になってから固まったお尻を柔らかくすることなんてできるんでしょうか?」

先生: 「もちろんです! 年齢は関係ありませんよ。硬くなった骨盤周りの筋肉を安全に、かつピンポイントでほぐすために、ご自宅にある『テニスボール』を使った簡単なケアをやってみましょう」

Iさん(60代男性): 「テニスボールですか。それなら手軽に用意できますね。どう使うのですか?」

先生: 「床やベッドの上で寝転がって行う、とても簡単な方法です」

🎾 骨盤のロックを解除!お尻のテニスボールほぐし

  1. 床(硬すぎる場合はヨガマットや布団の上)に仰向けに寝て、両膝を軽く立てます。
  2. **お尻のほっぺの、やや外側(ポケットがあるあたり)**の下にテニスボールを1個挟み込みます。
  3. 体の重みを利用して、ボールにじわ〜っと体重を預けます。
  4. 「痛いけれど気持ちいい」と感じる場所を探しながら、体を少しだけ左右に揺らし、30秒ほどキープします。反対側も同様に行います。

※強くゴリゴリ押し付けるのではなく、お尻の奥をじっくり溶かすようなイメージで行うのがコツです。
力が抜けにくい人も多いので、深呼吸をしながらとろーんと力が抜けるイメージも大事

Iさん(60代男性): 「(その場でポイントを教わりながら)うわぁ……! ここ、自分では気づきませんでしたが、ボールが当たるとものすごく効きますね。じわ〜っと腰の緊張まで抜けていくような不思議な感覚です」

先生: 「素晴らしいです、的確に捉えられていますね。お尻の奥にある筋肉がほぐれて骨盤の動きがスムーズになると、歩くときや立ち上がるときに腰にかかる負担が半分以下になりますよ。テレビを見ながらでもできるので、毎日の習慣にしてみてください」

おわりに

Iさん(60代男性): 「腰ばかり気にしていましたが、まさかお尻が原因だったとは。これならお風呂上がりなどに無理なく続けられそうです。長年の痛みに光が見えた気がします」

先生: 「そう言っていただけて嬉しいです。まずは毎日続けてみてください。ただ、10年もの長きにわたって蓄積された骨盤の歪みや、筋肉の深い部分の癒着は、セルフケアだけでは取りきれない頑固な部分もあります。次回は、当院の施術で骨盤全体のバランスを本来の位置へしっかり戻し、お尻の奥の関節がもっと滑らかに動くように調整していきましょう」

Iさん(60代男性): 「根本から解決して、また趣味のゴルフを思いきり楽しみたいです。次回もよろしく頼みます!」

「何年も腰痛が治らない」「どこへ行っても同じ治療ばかりで変わらない」という方は、痛む場所に引きずられず、体の土台である『骨盤とお尻』に目を向けてあげることが大切です。

お尻には大臀筋という筋肉があるのは有名ですが、実は中臀筋んというのもあります。
歩き、たち、動くときに骨盤が倒れて転ばないように安定させる筋肉の中臀筋

この筋肉のおかげで人類は二足歩行ができたといっても過言ではないのと同時に
腰痛が出来上がったと言われているほどの筋肉です。

「もう歳だから…」と諦める必要は一切ありません。諦めていたその痛みを解消し、旅行や趣味を100%楽しめる健康な体作りを、当院が全力でサポートいたします。いつでもお気軽にご相談くださいね。

しらかべ整体
吉田勇気
090-6619-7877