こんにちは
しらかべ整体 院長の吉田です。

当院には、「夜、布団に入って横向きに寝ると、下になった方の肩の奥がじわーっと痛くなってくる」「仰向けだと寝づらいけれど、横を向くと肩がズキズキして目が覚めてしまう……」という40代の男性が多く来院されます。 睡眠は体を休めるための大切な時間であるはずなのに、寝るたびに肩が痛むのでは疲労も抜けず、日中の仕事のパフォーマンスにも影響してしまいますよね。

今回は、この夜間の横向き寝による肩の痛みにお悩みの患者さん(Uさん・40代男性)との対話から、細かな原因と当院の施術によってどのように改善していくのかをお伝えします。

「ただ横を向いて寝ているだけなのに、どうして肩の奥がじわじわ痛むの?」

患者(Uさん・40代男性): 「先生、最近ベッドで横向きに寝ると、下になった右肩の奥がじわーっと重痛くなってくるんです。寝返りを打って左を下に見ても、やっぱりしばらくすると痛くなってきて……。ただ横を向いているだけなのに、なぜ夜にこんな痛みが起きるのでしょうか?」

先生: 「寝ているときに痛むのは、深く眠れなくて本当につらいですよね。お体を詳しく検査させていただくと、肩が内側に強く巻き込まれた『巻き肩』の状態になっており、肩の関節のインナーマッスルが常に強く引き伸ばされてしまっていますよ」

Uさん(40代男性): 「巻き肩ですか。日中の姿勢が、夜寝るときの痛みに繋がっているんですか?」

先生: 「大いに関係しています。40代の男性は、長時間のパソコン作業やデスクワーク、スマホの操作、あるいは運転などで、無意識に両肩が前に入り込む『巻き肩』になりやすいです。 この状態で横向きに寝ると、下になった肩は、自分の体重(約5〜6kgある上半身の重み)によってさらに内側へグイッと押し潰されることになります。 例えるなら、『引き伸ばされてパツパツに張ったゴム紐(筋肉や腱)を、さらに上から重いレンガでギュッと押し潰している状態』です。ただでさえ突っ張っている組織が完全に圧迫されて血流が途絶え、筋肉や関節が『酸欠状態』を起こすため、時間の経過とともに『じわーっ』とした鈍い痛みが這い上がってくるんですよ」

Uさん(40代男性): 「パツパツのゴム紐が、さらに自分の体重で押し潰されていたとは……! だから少し時間が経つと、じわじわと耐えがたい痛みになって目が覚めていたわけですね」

肩のスペースを広げて圧迫を無くす

Uさん(40代男性): 「ただ揉んだり、湿布を貼ったりしても治らない理由が分かりました。この押し潰されて痛む肩は、先生の施術で改善できるものでしょうか?」

先生: 「もちろんです。痛みの根本原因は『巻き肩によるスペースの減少』と『押し潰しによる血流障害』にありますから、当院では肩の位置を本来の後ろの位置へと戻し、寝たときに圧迫を受けない状態を作っていく施術を行います」

Uさん(40代男性): 「具体的には、どのような施術でアプローチしていくのですか?」

先生: 「まずは第一段階として、肩を内側・前側に強力に引っ張っている『大胸筋(だいきょうきん)』や『小胸筋(しょうきょうきん)』という胸の奥の筋肉の引きつれを優しく緩めます。横寝で痛むからといって、痛みの出ている肩の奥を強く揉むと組織を傷つけてしまうため、まずは肩を前に引っ張っている前側のブレーキを安全に外していきます」

Uさん(40代男性): 「なるほど、まずは肩を前に引っ張る原因を解除するのですね」

先生: 「その通りです。そして第二段階として、最も重要な『肩甲骨の可動性の復活』を行います。巻き肩の方は、肩甲骨が背中の外側に広がったままベタッと張り付いて固まっています。当院の独自の施術で、この固まった肩甲骨を肋骨の上の正しい位置までスライドさせて戻し、肩の関節の中に物理的な『すき間(スペース)』をしっかりと作ってあげます」

Uさん(40代男性): 「すき間ができれば、横を向いて寝ても関節や筋肉が押し潰されなくなるわけですね」

先生: 「はい。最後に第三段階として、圧迫によって血流が悪くなり、硬くなってしまった肩の関節包(関節を包む膜)を、細かな優しい振動を加えながらじっくりと引き伸ばしていきます。これにより、滞っていた微細な血管の血流が劇的に再開し、横を向いたときのじわーっとした特有の酸欠痛が根本から消え去っていくんですよ」

施術を受けられた患者さんの変化

Uさん(40代男性): 「(実際に施術を受けられて……)先生、施術が終わって今ベッドの上で横向きになってみたんですが、いつもならすぐに感じる肩の奥の『詰まるような、じわじわくる嫌な重さ』が全くありません。肩が布団に自然となじむというか、突っ張る感じが消えました!」

先生: 「素晴らしい変化ですね! 胸がしっかり開いて肩甲骨が正しい位置に戻ったので、横を向いても肩の関節が潰されずに、綺麗に体重を逃がせている証拠です」

Uさん(40代男性): 「こんなに肩の感覚が変わるなんて驚きです。これなら今夜から痛みを気にせず、ぐっすり眠れそうです」

先生: 「本当に良かったです。ただ、Uさんの場合は、長年のデスクワークによって背骨(胸椎)自体の丸みも強くなっています。背中が丸いと、生活しているうちにまた肩が前に押し出されてしまいます。次回は、この良い状態を完全に定着させるために、背骨全体のしなりと骨盤の連動性を高める施術をして、寝返りを打っても痛まない本物の体に仕上げていきましょうね」

Uさん(40代男性): 「睡眠の質を上げて、仕事も全力で頑張りたいので、しっかり根本から直していきたいです。次回もよろしくお願いします!」

「夜、横向きに寝ると肩が痛くて目が覚める」「湿布を貼っても夜中の痛みが変わらない」とお悩みの方は、痛む場所をただマッサージするだけでは解決しません。


夜間寝ている時、血圧は普段よりも低下します。
そのため寝ているときに痛みが強くなるように血流が悪化するということ。
猫背や巻き肩というのはダメとわかっていてもなかなか改善できないものですよね。
筋肉を緩めて、姿勢の良さを知ることで体は改善に向かいます。

当院では、なぜ寝ている間にそこが圧迫されてしまうのか、日中の姿勢のクセや骨格の歪みから原因を精密に突き止め、痛みのないソフトな施術で根本から深い睡眠が取れる体へと導きます。「痛みに悩まされず、朝までぐっすり眠ってすっきりと目覚めたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。私たちが全力であなたの健康をサポートいたします。

しらかべ整体
吉田勇気
090-6619-7877